2014年2月1日「高校生のための箏合奏曲」創造プロジェクトでうまれた新作作品より4曲が初演され、大好評でした。(初演のコンサート詳細はこちら

<「高校生のための箏合奏曲」創造プロジェクトとは…>
 高校生の箏クラブの地方大会・全国大会で取り上げられる曲はいつもだいたい決まったものになっています。この状況はその作品に人気が集中していることを表していますが、単に箏の合奏曲が少ないということも要因のひとつと考えられます。
 もっと多くの優れた作品を!と、 作曲家グループ<邦楽2010>、演奏アドバイ ザー、楽譜出版(マザーアース)、広報・メディア(邦楽ジャーナル)が立ち上がりお互いにタッグを組みました。
 私たちの共通の願いは、少しでも再演される作品を創出し、この世界を盛り上げたいということです。

<「高校生のための箏合奏曲」創造プロジェクトメンバー>

プランナー/邦楽ジャーナル編集長 田中隆文
出品作曲家/今井重幸、眼龍義治、橘川 琢、高橋久美子、田丸彩和子、
壺井一歩、中澤道子、尾藤弥生、マーティン・リーガン、
前田智子、松尾祐孝、溝入敬三、三輪眞弘(五十音順)
(全て、作曲家グループ<邦楽2010>メンバー)
演奏・校訂/下野戸亜弓、立道明美、福原左和子(五十音順)
実行委員長/マザーアース(株) 代表取締役 橘治霞

<プロジェクトの実現と楽譜出版について>

 2011年9月、邦楽ジャーナルの田中編集長よりこの企画を伺った時に、私は即座に賛同しました。弊社の3000曲の中で、良く再演される作品には共通点が有り、「作曲作品の完成度が高い」+「聴衆の評判」+「奏者が演奏したくなる!」という3つの要素が一定以上そろっている、又はどれかが明らかに突出している作品です。
 今回のプロジェクトでは、「作曲家からのテーマに沿った作曲作品の提供」だけでなく、作曲された作品を演奏家が試演奏をし、作曲家・演奏家・出版社・広報社が互いに意見を出し合い、作曲家は改訂を重ね、「聴いて良く、演奏していて楽しい」と感じられるような工夫を随所に盛り込んで恊働で作品完成を致しました。
 これらの作品の出版は、2014年2月にまず4曲(「刻刻II」 「刻刻III」 /眼龍義治作曲、「「秋風の曲」主題による箏四重奏曲」 /高橋久美子作曲、「四季歌」 /中澤道子作曲、「My heart throbs」 /前田智子作曲、全てマザーアースオンラインショップに掲載好評販売中!)を出版します。そして、2014年6月までに7曲を出版し、その後、全国の高校生に全11曲の一部抜粋告知版を送付する予定です。この楽譜は、邦楽ジャーナル、その他全国の主な邦楽器店だけでなく、洋楽器店でも購入いただけます。
 また、このプロジェクトは高校生箏曲部を対象としていますが、作品は演奏し易いアンサンブルから難曲まで様々であり、高校生に限らず邦楽のコンサートや発表会等、様々な機会に演奏頂けると思いますし、私たち一同も多数の再演により作品が更に成長することを願っています。
 このプロジェクトは、邦楽ジャーナルの田中編集長の企画力と発案力、作曲家グループ<邦楽2010>の作曲家の先生方のすばらしい作品の提供、それらに加えて、演奏家:下野戸亜弓氏・立道明美氏・福原左和子氏の協力なくては実現しなかったことだと思います。三名の演奏家の方々は、新しい作品が生まれたりそれを改訂する度に、試演奏を重ね、常に趣旨添った適切なアドバイスを下さいました。最後になりましたが、このプロジェクトの実行委員長として、皆様方にお礼を申し上げます。
マザーアース株式会社 代表取締役 橘 治霞